iPhone7の発売と同時に注目されているのが新しいiOSのアップデート情報。今までのiPhoneの発売発表の際には同時に新しい機能を搭載したiOSの情報が発表されていました。OSのアップデートというと、iPhoneのポップアップ通知で新しいOSがありアップデートしてくださいといった通知が頻繁に来て、わかっているけど面倒臭いと思っているユーザーも少なくないでしょう。そういったユーザーにOSアップデートとはどういうものなのかと、なぜアップデートすべきなのかをご紹介します。

◆ そもそもOSってなに?
よくいわれる表現として、持っているスマホはiPhoneなの?Androidなの?といった比較がされますが、実はAndroidとは「iOS」と「Android OS」の後者を示すものであり、iOSはApple社が提供するOSであり、Android OSはGoogle社が提供するOSなのです。そしてiOSはApple社が出すiPhoneのみに作られた専用のOSであり、Android OSは無償で各メーカーに提供されるOSです。そもそもOSとはオペレーションシステムの略であり、スマートフォン端末を動かすのに必要なスマートフォンの頭脳と言えるのです。

◆ なぜアップデートする必要があるのか
そうした頭脳の役割を果たすOSですが、Apple社とGoogle社の両者とも頻繁にアップデートを行っています。そうした理由は、先ほどOSは頭脳の役割を果たすと記した通り、OSのアップデートはスマートフォンの頭脳の向上を目的とされます。例えば新しい機能をOSにアップデートすることで、不具合の解消や新しいアプリケーションへの対応が可能になり、そうしたことでスマートフォンの性能のアップが実現できるのです。カメラの機能や音質の向上は、頭脳というよりかは体となるスマートフォンの性能に依存しますが、もともとの動作を指示する部分がOSとなるのです。アップデートしないことによるデメリットは、主に不具合の解消ができない点と、使用したアプリが使用できないといったことが挙げられます。アプリ側が指示する動作をOSが理解できないことからこうしたことが生じるのです。

◆ iPhone7と同時にリリースされるiOSはどのようなものか
iPhone7と同時にリリースが噂される”iOS 10”。そこでは約75個の新しい機能が噂されています。特に注目されているのが「Game Center」アプリがなくなる、RAW画像ファイルのサポート、「Safari」での動画インライン再生対応、「時計」や「メッセージ」でダークモード搭載のほか、3D Touch未対応でも「リッチ通知」が利用できるといったことが噂されています。

スマートフォンの進化は驚くべきたくさんのことを我々に与えてくれています。iOS10ではどのような進化が見られるのでしょうか。

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