スマホケースの種類
現在、スマホの普及率は増加傾向にあり、多くの人が活用しています。ある調査ではスマホの普及率は2017年7月の時点でおよそ80パーセントにもなっていることがわかりました。それとともに普及、進化をつづけているのがスマホケースで、通販でも取り扱いが多く、今話題のカテゴリーでもあります。今では季節ごとに新機種が高機能で出てくるため、2年程度で新しいスマホに買い替える人が多く、その度にその機種に合うケースに替える人が増えてきています。そういったことから、スマホケースの種類も年々増加してきています。中でもよく見かけるパターンについて紹介します。
まずは通販でも一番取り扱いの多いシンプルな背面ケース型があります。このタイプは、強度の高いポリカーボネートやアルミなどでできているハードタイプと、シリコンやTPUなどでできているソフトタイプに分類されます。
次に手帳タイプがあります。こちらは革製や布地のものが主流です。スマホの表面をカバーできる、いわゆるフリップタイプにはミラーがついていたり、カードが収納できたりとケース以外の用途を兼ね備えたものがあります。
また、耐衝撃に特化して非常に丈夫なタフケースなどもあります。中には通販限定デザインのものもあり、見ているだけで楽しくなります。そんなスマホケースですが、実際にはどのような効果があるのでしょうか。素材別に用途とメリットとデメリットを見ていきます。
スマホケースの素材によるメリットとデメリット
まずハードタイプでよく使われるポリカーボネートは、高い耐衝撃性がメリットとして挙げられます。そして加工がしやすく軽量で安価なため種類が豊富で、通販でもよく売れているスマホケースです。また熱に強く燃えにくいという特性があります。耐熱温度は120度から130度で、樹脂の中では高めの耐性です。耐寒性についてもマイナス100度とこちらも高い性能です。
デメリットとしては耐衝撃性に優れているものの細かい部分、たとえば角などの厚みが薄い部分に力が加わりすぎると割れてしまうことがあります。そして日光に弱く長期間使用していると経年劣化で黄色く変色してしまいます。
次にアルミですがスマホケースに使うメリットとしては、やはり高級感と耐衝撃性でしょう。スマホケースに使用されている素材の中では最高の強度を誇ります。またポリカーボネートよりも変色などの経年劣化に強く、耐久性の点でも最高峰です。またアルミ独特の光沢で美しい仕上がりのケースも多くあります。反面、加工などに手間がかかるためにどうしても高額になり、通販でもアルミ製のスマホケースの販売単価は高めの設定になっていることが多いです。また、高級感があるだけに、細かな擦り傷が目立つという点もデメリットとなることがあります。
ソフトタイプの代表格で最近通販でもさらに種類が豊富になってきているシリコンは、柔らかいので衝撃で破損することはほとんどないことが特徴です。素材上グリップが効いて滑りにくく持ちやすいという特徴があり、スマホケースには適した素材となります。ただ、滑って落とすことを防ぐことはできますが、ポケットに入れていると滑りにくさが逆に作用して取り出しにくいということもあります。更に、吸着性が高いので細かい汚れやゴミが付きやすく、綺麗な状態を保つためには頻繁に掃除することが必要です。このように種類や形によってメリットとデメリットは隣り合わせで存在します。
スマホケースの今後
スマホの普及率と同様に、スマホケースを使用している人の割合は高く、男女差や年齢差は若干あるものの8割の人がスマホケースを使用しているという調査結果もあります。ケースを付ける1番の理由はスマホの保護のためです。スマホを落とした時のショックや、ケースを付けていたから画面が割れなかったという安堵の経験がある方は少なくないでしょう。
そうした実用目的で装着する時代から少しずつ、おしゃれのためとか、好きなキャラクターやアイドルのケースを付けて気分を高めるといった目的で購入する人が増えてきています。それはネット通販が充実したことにも起因していて、簡単に購入できて、簡単にスマホの着せ替えができるようになったことも理由の一つになっています。
また製造技術の向上によって、今まで難しかった素材の加工もコンピューター制御などで簡単にできるようになり、安価になってきたため購入しやすくなったことも挙げられます。今やスマホ1台に複数個のケースを持っている人も珍しくありません。
今後はさらに通販での取り扱いが増え、種類やデザインももっと充実していくでしょう。スマホの保護目的で実用的に選ぶのもいいでしょうし、自分自身のアイデンティティー表現の一つとしておしゃれアイテムを選ぶのも楽しみ方の一つです。先に挙げたメリットとデメリットをふまえた上で、自分の使用用途に合ったスマホケースを、取り扱いアイテムが豊富な通販を利用して手に入れてみてはいかがでしょうか。