インスタ映えするリキッドスマホケースとは

リキッドスマホケースは中に入っているラメの動きの特徴から別名キラキラケースとも言われており、持っているだけでもおしゃれで、若い人たちの間で人気の携帯アイテムです。その理由は他の携帯ケースのように保護をする目的だけではなく、SNSによく挙げられている、いわゆるインスタ映えするファッション性の高いものだからでもあります。

スマホケースの飾り加工というと、少し前にデコハンドメイド加工というのがはやりました。通常のビーズや、クリスタルビーズといったいろんな飾りをケース表面に加工するハンドメイドですが、リキッドスマホケースはケースの中が液体になっており、その中に光り物のラメなどが入っていてキラキラときれいに光る加工がされています。また、動くたびにいろんな模様にも変化する特殊なケースのリキッドスマホケースは、形も様々でボトルやチューブをかたどったもの、あるいは女の子がかわいいと思うような猫やウサギといった動物のものもあり、ネット投稿者には必須と言ってよいほど恰好のファッションアイテムと言えます。

中には、ジュエリーのようなパーツを用いてケースにデコハンドメイドを施し、自分だけのオリジナルを作る人もいます。新しい物好き、俗に言うかわいいもの系が好きな女の子にとってこれらは自分を見てもらうための表現方法として、欠かせないものの一つと言っても過言ではないでしょう。

各ブランドメーカーのインスタ映えを狙うリキッドスマホケース

デザイン性が高くファッションに敏感な女の子たちに人気のリキッドスマホケースですが、取り扱っているメーカーやブランドも多数あり、海外セレブやモデルたちが支持する海外の有名ブランドなどは、大人っぽいデザインや派手さはなくともシックな落ち着いた光沢を出す製品を作っており、よくモデルなどが自身のSNSで載せていたりします。目を引く彼女たちのセンスもあって、その手にあるブランド性の高いリキッドスマホケースが、インスタ映えするのは当然ですし、それが若い女性たちの憧れの的でもあります。

かわいい系を好む女子には、アニマルデザインやアニメなどの人気キャラをモチーフにしたタイプのブランドもあります。こちらは日本企業の作っているものが多く、割と手に入りやすくなっています。カラフルで見ていても飽きない癒やし系や、キラキラを重視したタイプなどがあり、その種類も花や自然をモチーフにしたもの、あるいはキャラクターとコラボレーションしたものなど、女の子の好みそうなデザインが豊富に用意されています。

その他に、自分だけのオリジナルマークを入れられるメーカーブランドもあります。自分だけのオリジナルロゴが入ったものや、オンリーワンのものは他には無いため、インスタ映えすることはもちろんですし同じリキッドスマホケースでも一味違うものになるでしょう。ただこの場合はその人の感性も割と重要になります。どのブランドにするかはもちろん個人の好みの問題ですが、見る人にとってあまりに奇抜すぎるものや、万人受けしないデザインではインスタ映えさせたくても、フォローやいいねが付きにくいでしょうし、逆に炎上する可能性もあります。ネットでいろんなブランドの製品を見て人気のものや、それこそインスタ映えしそうなものを選ぶと良いかもしれません。

リキッドスマホケースでインスタ映えさせる方法と取り扱いの注意点

リキッドスマホケースを使って動画やインスタにアップする場合、インスタ映えしやすいように背景にも気を配りましょう。もし持っているケースがかわいい系ならペットと一緒に写したり、皆がやっていることをまねしたりしてみるのもいかもしれません。光り物が強いデザインなら背景を暗くしてきれいなブーケやしゃれた小物と合わせて撮るなど、リキッドスマホケースを目立たせるやり方も様々です。撮った画像に手を加えてボカシや明暗を付けるといった裏技を使うと、よりインスタ映え効果が上がります。今はスマホのカメラ機能も優れていますので、そういった特殊加工を施すとプロ並みにきれいにできますから、いろいろ試して気に入ったものをアップしましょう。

そんないろんな楽しみ方ができるリキッドスマホケースですが、注意しなければならないことがあります。それは衝撃に弱いということです。落としたり強く当てたりすると、ヒビが入りやすく割れやすい一面があります。中に液晶が入っているので、小さなヒビでも液が漏れ、皮膚に触れると場合によりやけどをすることがあります。また熱にも弱い特性があります。夏のような暑いときはケース自体が熱くなりやすいので、なるべく日に当てないように気を付け、乱暴な扱いはしないように注意して使いましょう。

おしゃれに敏感で情報に富んだ、今の若い世代の欲求から生まれたアイテムの一つがリキッドスマホケースです。ふつうは携帯を保護するためのスマホケースですが、本来の使用目的以外の使い方ができる、若い世代の感性の象徴と言えるものとなっています。”