スマホカバーの使用と購入先
スマホは、通話やメール、写真撮影といった以前からの携帯電話、いわゆるガラケーの機能の他に、サイト検索や音楽再生などのパソコン機能も備えた高機能機器です。コミュニケーション機能とパソコン機能の両方を、手のひらサイズで利用できるスマホは生活のあらゆるシーンで欠かせないツールとなっています。
ただし、スマホはサイズが小さく、手やポケットから落ちやすい上、精密機械ですから落下等の衝撃で内部機能が壊れてしまう場合があります。修理となるとそれなりの修理費が掛かります。こうしたスマホのデメリットを回避し、安心してスマホを利用したい方には、カバーの利用をおすすめします。カバーをすることで、例えば、落下時の衝撃を和らげ損傷が軽減できます。また、傷のないスマホは中古買取りの際に、より高い価格で買取りされる場合があります。買取りで高額査定を希望される方にもカバーの使用がおすすめです。
では、スマホカバーの購入先はどこがよいでしょうか。スマホカバーは、携帯販売店や家電量販店といった実店舗とネット通販があります。実店舗はスマホ購入と同時に各スマホに合ったカバーを店員のアドバイスをもらいながらその場で購入できるメリットがあります。一方で、販売スペースが限られているためスマホカバーの類数がどうしても限られてきます。ネット通販では実物を見ることができないデメリットはありますが、様々な素材、機能、デザインのスマホカバーから自分に最適なカバーを選ぶことができます。中には、オリジナルのスマホカバーの製作が1個から受注可能な通販サイトもあります。
プラスチック製スマホカバー
スマホのカバーには、ポリカーボネートという耐久性と耐熱性に優れたプラスチックの素材が使われます。耐久性は落下時の衝撃保護に、耐熱性は熱による内部機能の不具合防止に役立ちます。また、皮製や布製のカバーに比べ薄いという特徴もあります。
デニムパンツのポケットにスマホを入れることの多い方にはプラスチック製のカバーをおすすめします。デニム生地のポケットは綿素材と違い厚手な上に体温が加わりポケット内は熱がこもりやすく高温化します。また幅が狭いため薄型のスマホカバーでなければ中に入れることがなかなかできません。スマホの出し入れをしやすくするには薄型のスマホケースがおすすめです。さらに、お尻のポケットに入れる方の場合、スマホをズボンの後ろポケットの中にいれたまま椅子などに座り、スマホが破損することもあります。こうしたデニムパンツのポケットにスマホを入れる際のリスクの回避に、耐熱性があり薄くて丈夫なプラスチック製スマホカバーのメリットが活かせます。
プラスチック製カバーはスマホをカーナビ用に使用する方にもおすすめです。エアコン使用をしていない駐車時など、夏の車内は非常に高温化します。カーナビ用のスマホホルダーからうっかりスマホを取り外し忘れることがあるかもしれません。このような場合を考えると、耐熱性に優れたプラスチック製スマホカバーはおすすめです。
また、カーナビ用スマホホルダーのほとんどが、カバーなしのスマホ、または薄型カバーのスマホをはめ込むよう想定されています。そのため、例えば手帳型のスマホカバーの場合はスマホをカバーから外してからでないと使用ができません。それに対してプラスチック製の薄型カバーはそのままホルダーに入れての使用が可能です。このように、スマホをカーナビ用に活用する方には、プラスチック製のスマホカバーがおすすめです。注意点は、バンカーリングが付いている場合です。バンカーリングの厚みで、ホルダーに入らないことがありますので、ホルダーのサイズチェックは必ずしましょう。
ミラー付きスマホカバー
ミラー付きスマホケースはその名前の通り、鏡が付いています。乱れた髪や崩れたお化粧直しなどがスマホの鏡でチェックできますので、ミラー付きスマホカバーはSNSで自撮りをアップする方には、おすすめのカバーです。いざという時に鏡が汚れて見えにくいことがないように、柔らかい布地などで磨いておくとよいでしょう。
また、ミラー付きは、ビジネスでクライアント先の訪問時の身だしなみチェックに便利なスマホカバーです。出先でトイレなどの鏡を探す必要もありません。場合によってはトイレが混んでいてなかなか洗面台の鏡が使用しにくいこともあります。その手間が省けますので大変便利です。このように、ミラー付きスマホケースは、営業マンにもおすすめのカバーケースです。
他に、外出先でぐずる赤ちゃんにも鏡は効果的です。赤ちゃんは鏡を見せると興味を持って泣き止みます。パタンパタンとカバーを開いたり閉じたりすることで、喜んで夢中になります。使い方を工夫すれば赤ちゃん連れで外出するのに役立ちます。赤ちゃんがスマホに手を伸ばして取ろうとしますから、鏡を使って気をそらしましょう。このように鏡付きスマホホルダーは乳幼児のママが子どものあやし道具として活用することのできる優れものホルダーと言えるでしょう。