iPhone7 Plusは発売開始してからもう半月たちますが、未だほとんど入荷されていないようですね、、
そんな未だ届かぬiPhone7Plusですが、iOS10.1のベータテスト版も始まっていよいよカメラとして魅力的な端末になりそうなので、いま一度カメラ性能に焦点をあてておさらいしたいと思います。
■被写界深度エフェクト
今回の目玉といっていい機能。といってもこちらは開発が遅れていてまだ搭載されていませんので、iOS10.1の一般リリースを待つことになります。
被写界深度エフェクトとは、まるで一眼レンズカメラで撮影したかのような綺麗なボケ感を演出してくれるエフェクト。よくあるボケ風フィルタとは違い、デュアルレンズを駆使して最適に処理してくれます。
被写界深度エフェクトを使うにはいくつか条件があり、
・撮影モード「ポートレート」でのみ使用可能
・被写体と適切な距離を保っている
・一定の明るさが必要
などがあるようです。
■光学ズーム搭載
今回、デジタルズームに加えて光学ズームが搭載されました。
デジタルズームと光学ズームの違いは、
・光学ズーム→ レンズを動かして焦点距離を変化させることで光学的に拡大する
・デジタルズーム→ 画像の一部を切り取って拡大する。レンズは動かない
おおまかに言うとこのような感じで、デジタルズームは画質が劣化するのに対して光学ズームは劣化がありません。
といっても光学ズームできるのは2倍までで、ズームレンズを使用した場合は手ぶれ補正機能が使えないようで、望遠カメラとしてはあまり期待できないかもしれません。ただ光学ズームの導入で写真の取り方が変わってくるのかな?という感じがします。
その他特徴的な機能を挙げていくと、
・f値1.8の明るいレンズを搭載(6はf値2.2)
・LEDフラッシュが4色になって、より明るく自然な色で撮影が可能
・インカメラ700万画素に引き上げられてよりセルフィーに最適に(6は500万画素)
・顔検出に加え人体検出が追加
といったあたりが主に進化した機能になります。
レンズそのものがアップグレードされていますので、写真はもちろん動画でもより鮮明な4K撮影が可能になります。
iPhone6sと比べて、格段に性能が良くなったとまではいきませんが、少なからず全体的な性能は上がっていますので、
デジカメを持たずにスマホだけでカメラ機能も完結させたいという方にはなかな期待できる端末ではないでしょうか。