携帯電話を守るスマホカバー

携帯電話市場を見てみると、7割がスマートフォンを使う時代となりました。タッチパネルを使うことによって既存の携帯電話のようにすることもできるため、利用の幅の広さからもスマートフォンが主流となりつつあります。タッチパネルを使うということが大きなポイントではありますが、問題はガラスできているものがほとんどで、傷がつきやすいということでしょう。

パソコンやタブレットの小型版でもあるスマートフォンは、非常に高価なものです。簡単に修理に出せないということも考えると、傷がついたり、壊したりしないように、スマホカバーを着ける方が大多数となりました。これはおしゃれや個性といった面だけではなく、ガラス面を割ってしまったりすれば、スマートフォンとしての役割を失くしてしまうことにも繋がるからです。

現在のスマホカバーを見てみると、各種さまざまなものが出回るようになりました。機能の違いもありますし、素材の違いもあります。特色あるものやデザインだけを重視しているものまで様々でしょう。ただし、使う以上はメリットがなければいけません。デザインだけではスマートフォンを守ることができませんし、かえって邪魔なものになってしまうこともあるからです。こうしたスマホカバーも通販で購入できるようになりましたが、素材によっては取り付けや質感が大きく異なり通販の見た目ではわかりにくい部分があるでしょう。そのため、通販で購入する場合にはよく考えて選ぶことが重要となるのです。



形も様々で種類も豊富

スマホカバーといっても様々な種類があり、手帳型(bookタイプ)のケース、プラスチックなどで出来ている背面カバー、バンパーなどです。それぞれに特徴があるため、使い方によって決めると良いでしょう。

例えば、非常に人気が高いのは手帳型ケースでしょう。いろいろなタイプがあり、開き方によっても違います。横開きのタイプは一般的にブックケース型と呼ばれることが多く、すべての面をカバーすることができるところが利点でしょう。ふたの部分を折りたたむことによって、スタンドにすることができるものもありますし、カード入れになっているものもあるため、かなり便利です。また、素材を見てみると布でできたものもありますが、その多くは合皮を含んだ革製でのため高級感があります。さらに耐久性も強く、汚れにくい加工をしてあるものもあり、使いやすくなっているものが多くなりました。側面をカバーするだけではなく背面もカバーできるため、ガラス面になっているスマートフォンも安心して使うことができます。

また、背面カバーはプラスチック製やシリコン製など素材が幅広くあります。スマートフォンの画面は覆わないため操作や通話が手軽にできるという特徴があります。手帳型ケースと比較すると、重量が重たくないのも利用しやすいポイントといえます。バンパーというのはスマートフォンの周りに取り付けるタイプのものです。画面や背面を除く側面のみを囲むようになっているため、スマートフォンのデザインを楽しめるのが選ばれるポイントです。

使用される素材や柄などにも様々なタイプのものが出てきており、男女問わず楽しめるのがスマホカバーです。使いやすさなど操作性重視の方、持ち運びやすさを重視する方や見た目重視の方など、欲しいタイプを気軽に選ぶことができます。



素材によって異なる質感

素材という面から見てみると、金属やゴム製、プラスチックに皮を巻いたものなどがあります。柔らかいものもあれば、金属製の硬いものもあり、質感もさまざまです。本体のカラーに合わせることもできますし、デザイン的なことで色や質を選んでみるのも面白いところでしょう。全面もきちんと覆うことができるものもあり、金属製のものを使えば排熱させることもできます。ただし、素材が硬くなれば、取り付け時に傷をつけたりする可能性も否定できません。

オーソドックスなものに使われているのが、ポリカーボネートです。一般的にいえばプラスチックですが、非常に安価で取引されている素材であり、ケースにしても安く購入することができます。プラスチックでも、ポリウレタンを使ったものはかなり柔らかい素材に仕上がるのが特徴です。シリコンほどではありませんが、ゴムのようになるので手触りもソフトになります。ただし、色が黄ばみやすい特徴を持っているため、透明のものは十分に注意が必要です。

さらに柔らかいのがシリコンで、保護性能も高く、衝撃を吸収しやすい素材となっています。滑りにくい素材でもあるため、スマートフォンを落としやすい人はシリコンが向いているでしょう。柔らかさということでは最も柔軟性を持っていますが、伸びやすい欠点も忘れてはいけません。静電気でごみを引きつけてしまうのも注意が必要でしょう。

ブックケース型などでよく使われている皮は、手触りが最もいい材質です。高級感もあり、プラスチック類とは全く異なります。皮でできていると他のバッグなどの小物との相性もいいため、普段の持ち物も考えて選ぶのもいいでしょう。

素材ごとにかなり違いがあるのがスマホカバーです。見た目だけではなく、どんな使い方をするのかまで考え選ぶことをおすすめします。

スマホカバー