スマホカバーつける派?つけない派?
あなたは、スマートフォンにカバーつける派ですか、それともつけない派ですか?つけない派の言い分として、カバーで熱がこもるのを避けたい、電波の受信感度を上げたい、など実用面での理由が挙げられます。中には、使い込まれて細かな傷がついたスマートフォンに愛着を覚えるという人もいます。しかし、街を歩けば、カフェや電車でスマートフォンを使っている人のほとんどは、スマホカバーを使っています。それもそのはず、日本のネットリサーチ会社が行った調査では、なんと80%以上の人がスマホカバーを使っているとの結果が出ているのです。つまり、つける派が圧倒的に多いのです。
では、なぜ8割以上の人がスマホカバーを使っているのでしょうか。みんながやっているからというのもあるでしょう。しかし、一番の理由は「スマートフォンを傷つけたくない。壊したくない」からです。もちろん、スマホカバーのおしゃれなデザインが好きという人や、ミラーやポケット付きという機能に注目している人も多いでしょう。しかし、高価で今や生活必需品といえるスマートフォンが壊れるのを防ぎたいのは、誰もが同じです。
ちなみにこれは日本だけではなく、アメリカでも75%以上の人がスマホカバーを使っています。理由は「傷や破損から守るため」や「他人のものと区別するため」が多いようですが、「スマホ保険が高すぎて払えないからカバーをする」という人もいます。
優先する理由別、スマホカバーの選び方
さてここからは、どうやってスマホカバーを選ぶのか、優先する理由ごとに選び方を見ていきましょう。まず、「傷つけたくない、壊したくない」を優先する人には手帳型がおすすめです。スマートフォン全体をすっぽりと包むので保護性能が高いのが特徴です。デザインも豊富で、ポケットにカードやお札、メモなども挟めますし、ミラー付きのものなら、外出先で身だしなみのチェックもできます。デメリットは厚みがでて、かさばってしまうことと、写真撮影のときにカバーが邪魔になることがある点です。
「かさばらない」を重視する人向きなのは、クリアケースです。素材の違いによるハードタイプとソフトタイプがあり、カラフルなものやおしゃれなもの、かわいいものなど豊富にそろっています。たとえばシリコン製は柔らかく滑りにくく、割れにくいのが特徴です。ただし、ホコリが付きやすいのが難点です。一方ポリカーボネートというプラスチックを使ったものは固めで、衝撃や熱に強いのがメリットです。ただし、落とすとケース自体がひび割れしやすい点は注意が必要です。「クリアケースで、割れにくく、ホコリもつかないもの」という人は、TPU素材のスマホカバーを選ぶとよいでしょう。TPU素材はシリコンとポリカーボネートの中間で、ある程度の柔らかさがあり曲げても割れません。ただ、シリコンやポリカーボネートより熱に弱いことは覚えておきましょう。
実用面だけでなく、服やバッグ、アクセサリーなどとのコーディネーションを重視する人、あるいはパーソナルカラーを身につけたい人におすすめの選び方は、デザインや色から探す方法です。趣味や好みとの統一感を出したい人は、サッカーやサーフィンなどのスポーツや、犬や猫など動物をキーワードにして探すのも楽しいですね。やっぱりかわいいものを使いたいという人には、ぬいぐるみタイプのスマホカバーがあります。見た目にインパクトがあり個性的ですが、手帳型よりもさらにかさばりますのでご注意ください。
機種、ブランドによる選び方も
その他の選び方としては、機種から探す方法があります。この場合、まず自分の持っている機種をしっかりと確認することが大切です。同じメーカーでも機種が違うと、カメラレンズやイヤホンの差し込み口の位置が、微妙に違うことがあります。機種で選びたいけれど、気に入ったデザインがない、古い機種を使っていて合うものがないという人もいるでしょう。そんな場合は、全機種対応のスマホカバーがおすすめです。選ぶときは、スマートフォンのサイズをしっかり確認して、間違いなく入ることを念のため確かめましょう。また、手帳型のスマホカバーの場合、右開きと左開きがありますので、自分のスマートフォンのボリューム操作ボタンやカメラのシャッターボタンの位置を確かめて、どちら側に開くのが使いやすいかも考えて選ぶとよいでしょう。
さらに、お気に入りのキャラクター、アパレルブランド、デザイナーズブランドなど、ブランドによる選び方もあります。それから、アウトドアで思いっきり使いたい人やお風呂でも手放せない人には、水やほこりの侵入を防ぐ防水・防塵のスマホカバーがおすすめです。
最後に、どう探しても気に入ったものが見つからない人、みんなと違うデザインで、新しいものが欲しい人は、オリジナルを作るという選択があります。自分で撮った写真や描いたイラストを、スマホカバーに印刷してくれるサービスもありますし、手先の器用な人は手作りしてみるのもいいでしょう。普段はカラフルで派手なスマホカバーをしていても、ビジネスの場や少し改まった場に出るときには、大人デザインのものに着替えるなど、TPOに応じて使い分けるのもスマートです。