モバイルバッテリーの選びかた

選ぶ3つのポイント
1.容量
2.重量
3.出力電流

■1■ 容量 -充電したい回数で容量を選ぶ-

「mAh」(ミリアンペア・アワー)の単位で記載されている、モバイルバッテリーの容量は、スマホを何回充電できるかを示すのに重要な数値になっています。
ただ、記載してある容量の60%~70%ほどしか実際は使用できず、容量が10,000mAhであれば6,000mAh~7,000mAh分充電できるとなります。また、経年劣化もされる事も念頭においておくのも重要です。
充電回数については当サイトでは「iPhone6」を充電したとした回数を指標としていますが、機種によってバッテリー容量が違う為、モバイルバッテリーの使用可能容量と比較して充電回数を割り出す必要があります。

【主な機種:バッテリー容量】
iPhone X:2,716mAh
iPhone 8:1,821mAh
iPhone 8 Plus:2,691mAh
iPhone 7:1,960mAh
iPhone 7 Plus:2,750mAh
iPhone 6:1,810mAh
iPhone SE:1,624mAh
Xperia XZ Premium:3,230mAh
Xperia XZ:2,900mAh
Xperia X Performance:2,700mAh
Galaxy S8+:3,500mAh
Galaxy S8:3,000mAh
Galaxy S7 edge:3,600mAh

計算方法
充電したい機種のバッテリー容量(mAh)×充電希望回数×0.6

例(iPhone6)
1,810mAh×2回×0.6=6,033
iPhone6を2回充電するにはモバイルバッテリー容量は6,033mAh以上必要

■2■ 重量 -サイズ&重さで選ぶ-

「モバイル」とある通り、持ち運びに便利な部分が長所となりますが、容量が同じでも重量に幅があります。
負担のない物を選ぶのが理想です。
また、充電しながらスマホの操作を希望されている場合は、サイズも重要です。
長方形のスマホと同じ形のものも一緒に持つのに便利ですが、スティックタイプも指に引っ掛けながらと、スマホ操作の邪魔になりにくくおすすめです。

■3■ 出力電流 -高速充電可能電流で選ぶ-

「A」(アンペア)の単位で記載されている出力電流は、充電の速さに大きく関係する重要な数値になっています。
なお、モバイルバッテリーの出力電流が、充電したい機種の規格電流値を下回る場合 は、充電ができない場合や充電時間が長くなることがあります。また、タブレットについては2A以上ではないと充電できませんのでご注意ください。

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